病院以外の場所で看護師として働きたいと考えている人も多いでしょう。
最近注目されているのが介護施設で働く看護師です。老健での看護師に向いている人とはどんな人なのかを知っておくとよいかもしれません。
老健は、在宅復帰を目指してリハビリに取り組む高齢者の方々が入居している施設です。主に、入居者の健康管理などを看護師が行います。施設によっては介護の補助を行うこともあるでしょう。入居者一人ひとりとじっくり向き合える点が病院看護師との違いになります。
老健看護師は、看護師のスキルを活かして働きながら、介護のスキルも身につけられるのが魅力で、介護に興味がある人にぴったりの職場です。特に老健に向いているという人の特性は、3つあります。
1つ目は、高齢者とのコミュニケーションがうまくとれる人です。高齢者と積極的にコミュニケーションがとれる人、普段から高齢者と話すことが好きだという人には向いているでしょう。
2つ目は、穏やかな性格の人です。病院の看護師を見ていると、多くの人がテキパキと仕事をこなし、いつも忙しそうにバタバタしているイメージですが、老健などの高齢者施設ではせかせかした印象を与えると入居者も落ち着かなくなる可能性があります。穏やかに、ゆったりと入居者を見守る人が向いています。
そして3つ目は、チームとして目標を持って働ける人です。老健は看護職員だけではなく、介護職員やリハビリスタッフとも連携して働くことが必要な職場です。チームとしてまとまり、そして入居者の方が在宅復帰するための目標を持って行動できる人が向いているでしょう。